冬のキャンプツーリングではColeman スポーツスターを使用。使い勝手が良かったのですが自転車では持ち運びはキツイ…コンパクトなガソリンストーブが欲しくなり、以前から気になっていたストーブを購入です。
OPTIMUS 123R SVEA
SVEAは100年以上に渡り生産されている小型ガソリンストーブです。
スペック
収納サイズ:100×130mm
本体重量:550g
燃料:ホワイトガソリン
出力:1400W(約1300cal)
燃焼時間:120mLで約2時間
OPTIMUS(オプティマス) ガソリンストーブ 123R スベア 1104
- 出版社/メーカー: OPTIMUS(オプティマス)
- メディア: スポーツ用品
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真鍮製なので使い込むほど味がでるのもキャンパーにとっては嬉しいものです!
まあ、個人的にはOPTIMUS No.88 HIKER+が欲しかったのですがお値段が厳しい..
SVEAの中身
バーナー、風防、コッヘル、調整キーが入っています
コッヘルは使うっていうよりは収納時の蓋って感じですね。
たぶんガソリンの匂いや煤がつくので衛生的にはよろしくないかと..一枚なにか挟めばいけるでしょうけど。
使用前にやること
風防脱着時に調節キーの鎖が邪魔になるので本体から外し風防に取り付けるのがオススメ、またはキーのみ別にしておく事です。
鎖はバーナーヘッドを外しても取れないのでS字フックをラジオペンチで広げて外しました。
SVEAの使用方法
まずは風防を外して燃料を入れます
タンクは180ml入りますが120mlが上限です。(燃料は2/3までと説明書に記載あり)
満タン入れてしまうとガソリンが気化するスペースが無くなりタンクが損傷し怪我や火傷などをする恐れがあります。
漏斗はスキットルに付属していたのがちょうどいいサイズだったので使用しました
ホワイトガゾリンもスキットルに入れて運用してます。容量もちょうど良いのでオススメですが、自己責任です。
プレヒート
(熱でタンク内の気圧を高め、燃料を気化させる)
タンクの窪みに燃料を入れて点火させます。燃焼用アルコールがおすすめですが白ガスでもOK。又、固形燃料などでも可ですが燃えカスが残るので注意。
風防はプレヒートする前に付けておいても良し、プレヒートし終わったあとでも良し。
火傷には注意しましょう!
点火
(屋外だと炎がうまく写りませんでした。)
調節キーを左(反時計回り)に回しバルブを開き点火装置(チャッカマン等)をバーナーヘッドに近づけて点火させます。スムーズに点火させるには窪みの燃料が燃え尽きるぐらいにバルブを開くと点火装置なしで点火ができます!
ここで注意!!
バルブを開いた時にニップルから液体燃料が出てきたら予熱が足りず気化できていない状態です。ここで火をつけると大きな火が上がります
こうなったら調節キーを右(時計回り)に回しバルブを締めます。再度プレヒートを行い点火しましょう。それかしばらくこの状態にしておけばプレヒートと同じ効果が得られるので次第に炎が安定して行きます。
個人的な意見ですけど冬で風が強いときはプレヒートは2回やれば確実に安定した炎が出ます。
消火
調節キーを右(時計回り)に回せばバルブが閉じ炎が消えます。
使用後は本体が熱くなっているので冷えたのを確認してからタンクの燃料キャップを外し圧力を逃しておきましょう。
メンテ
調節キーを左(反時計回り)に回すとクリーニングニードルがニップルから出てきます
煤が出たときは適度にニードルを出し入れして清掃しましょう。
注意事項
・点火時に火だるまになる可能性がありますので周囲に燃えやすいものを置かないようにしましょう。
・長時間の使用はタンク内の内圧が高くなりすぎ爆発の恐れがあるので注意が必要です。圧力調整弁が付いていますが物任せにせず自分でも気にしてあげましょう!
・使用中は本体が熱くなるので手で持って移動する場合は耐熱手袋等を使用しましょう。
・赤ガス(ハイオク・レギュラー)は燃焼不良を起こす恐れがあります。メーカー推奨燃料を使用しましょう!
最後に
冬のキャンプツーリングやデイキャンに活躍できそうです!ガスバーナーも楽だけどこういう昔ながらの手のかかる道具ってのもまたキャンプを楽しむ材料になりますからいいですね。とりあえずラーツーにでも行きます笑