こんにちは、いよいよ常念岳へ。
やっつけでハイキングをこなしてきましたが果たして無事に山頂まで行けるのか?
とりあえず道具は一通り持っていましたがウェアはあまりないのでファイントラック ベースレイヤーとmont-bell WICボーダーロングスリーブジップシャツを買い足しました。
前日21時にお家を出発し下道で長野県安曇野市へ。
計画としては三股登山口から常念岳→蝶ヶ岳へ行く予定ですがライチョウも見たいので常念岳→常念小屋からのピストンの場合もある感じ、あとは天候次第かな。
三股登山口
現地に2:30に到着、諸々の準備をしつつエネルギーゼリーと大福で朝食をとります。
常念岳は2857mに対し、三股登山口は1350mなのでここから1500m程登って行きます。ホームである本宮山2往復分かと思いつつコースタイムはかなり掛かるし高山病の可能性もあるのでゆっくり登って行きますよ!
ヘッドライトの光以外は真っ暗な森の中、怖いと言うよりは初めて登るワクワク感が凄いのでテンション爆上がりしてます。
夜から歩くのもアリかなと思いつつ、ずーっと足元照らしてるので首が痛くなりました。首から下げるライトもあった方がいいので次回の参考にしましょう。
午前5時頃にはだんだんと明るくなって来ましたがガスは晴れず。今日はダメかな?湿気のせいかこの標高でも汗が凄い…みたいです。
みたいと言うのは上司は汗だくで僕は汗かかなかったのです。ビビって自分の熱中症を疑ってしまいました。
前回に引き続き同行の上司であるペガサスさんは高山病に95%の確率でなるらしく登山口過ぎたあたりから既になってたそうです。(高山病恐ろし…)
本人はいつものことなのでゆっくり登って適度に休憩すればイケるみたいな、そこまでして登る姿は凄いですわ。
雲を抜け広がる雲海
森林限界を抜け梯子を登り、ここからは岩場を進んでいきます。
上を見れば青空が!!半ば景色は諦めてましたがいい感じに晴れていますね♪
太陽が近いからなのかジリジリと焼けるようで先程とは違う意味で暑い。とりあえずサングラスかけて目の疲れだけでも緩和しておきましょう。
雲を抜けてから左を見れば雲海と蝶ヶ岳、奥には穂高が見えます。もうね「うぉぉぉーーーすげぇーーー」って興奮しながら写真や動画撮影しちゃいました。
いやーこいつは壮大な、マジで感動もの。こういうの見れるから山登るのは楽しいんですよね。
遠くに富士山も見えました!
景色に見惚れて落ちないようにしないといけませんね。今回は自撮り棒がかなり役に立った!
避難小屋と前常念
岩場を進むと赤い避難小屋が見えて来ました。こちらで小休止、しばらくは先ほどの雲海を眺めて一息いれます。
避難小屋の上には前常念岳の三角点。
大きな岩がゴロゴロと慣れていないので進むのは少し大変です。
奥に見えるのが常念岳山頂、遠いようで意外と近いっすね。
初めてこういう所歩くと「山の上歩いてるな」ってアホみたいな感想しか出でこない。凄い楽しい笑
高山病のペガサスは登りはやはりキツそうですが頑張ってます。ゆっくり登って来たおかげか僕も全く足に来てないし疲れも無いので意外とこのペースがベストなのかもしれませんね!
雲に隠れつつある来た道を眺める。高い山だろうと低い山だろうと楽しみ方は変わらない。
後ろから撮って貰ったけどゲーム画面っぽくて地味にお気に入りなやつ。
常念岳山頂
常念岳と常念小屋の分岐に到着。
ここでライチョウの情報をいろんな方に聞いてみたらどうやら小屋付近にたくさん居るみたいでした。
当初の計画だと蝶ヶ岳へ向かう所ですがライチョウは貴重なのと蝶ヶ岳方面のガスが多くなって来ていたので今回はこのままライチョウを見に行くことにしました。
となればまずは常念岳山頂へ。何組かザックを置いて山頂行ってるみたいでしたので僕らのポイして身軽にアタック!
(スントウォッチをザックに付けていたので山頂までのログは取れませんでした)
そして常念岳登頂!
初心者なので軽く感動、やったぜ。
下の方には梓川、ってことは徳沢や横尾付近かな?
こちらが涸沢カールか。いいなぁー今年は行ってみたい、てか行くか笑
そして槍ヶ岳、かなり雲が掛かっていて20分ほど粘ってなんとか撮れました。あんな所も登れるって凄いなぁ。
蝶ヶ岳の方は雲の中、こちらはまた今度ですね。次回はあっちから登るか!
一通り楽しんだら分岐に戻り、ザックを背負って常念小屋へ向かいます。
常念小屋とライチョウ
常念小屋は標高2450m、分岐からだと300mぐらいはグッと下がるので見た目以上に時間が掛かります。
そして下りになった途端速くなるペガサス。めっちゃ置いてかれたしすれ違う登山客からは「あの方おいくつ?」なんて、もう定年ですよと言ったら驚いてましたね笑
そして小屋近くのハイマツでライチョウと出会えました♪
これがライチョウか、初めましてだな。鳴き声や雛の動きが可愛い。警戒心は薄いのか全然逃げないし結構近くで写真撮れました。
一通りライチョウを観察した後、小屋に到着する頃には小屋周辺はガスってましたがここでお昼ご飯にします。
山とカップ麺とコーヒー
普段ソロだとゆっくりご飯作るのですが今回はお手軽にカップ麺にしました。(ザックを軽くしたかったので)
バーナーでお湯を沸かして注ぐだけ。
下界とやってる事は変わらないですね笑
さて、いただきます♪
たくさん歩いて、良い景色見たからかカップ麺がめちゃくちゃ美味しい。おにぎり持って来れば良かったな。
食後はコーヒーと羊羹。
んー山最高ですな!
下山
さて、腹ごしらえを済ませたので下山開始です。もう真っ白で登りとはまた違った雰囲気ですがこれも楽しんで行きましょ♪
稜線や岩場は怖かったですね。下が見えていても怖いけど見えなくても怖いって言うね笑
そして1番ビビったのがこれ。もう熊にか見えないのよ、近くに行けば切り株と苔ってわかるけど心臓に悪い。
下りはあっという間に時間が過ぎ、三股登山口に到着。お疲れ様でした!!
ゆっくり登ったので時間はかかりましたが初めはこんなものでしょう。これで自分の体力も知れたし次の山の参考にしましょうかね。
同行者には針ノ木岳や鹿島槍ヶ岳オススメされたけどそれはキツそうなんよね笑
人気の大菩薩嶺とかにしようかな。