この前のグリーンフェスタは最高でした!
個人的に自衛隊のイベントって小さいときから行っているので好きなんですよね。
就職してバイク買ってからは鎮守府があったところを周ってみたりとかしていました。
去年、佐世保に行ったときから気になっていたスタンプラリーを見つけたのでやってみようかな?って話です。
海軍さんの港まちスタンプラリー
日本遺産「鎮守府」をめぐる 鎮守府~横須賀・呉・佐世保・舞鶴~
鎮守府には常に最先端の工業技術や設備を惜しみなく投入され、造船技術を中心に日本の近代化を支えていました。また、都市整備も行われ水道・鉄道など都市基盤は時代の先駆けとなる都市として発展を遂げる。
そんな歴史を見て・体感できるのは日本ではこの四都市だけです。
各都市の名所を周りながら体験できるのがこのスタンプラリーとなっています。
スタンプは1都市5箇所です。
期間は2018.9.23~2021.2.12
3年あれば制覇できますね!
舞鶴編
リアス式海岸特有の美しい地形に恵まれた舞鶴は青い海が目の前に広がる港まち。日本海側唯一の護りの拠点として鎮守府開庁から100年以上が過ぎた今でもノスタルジックな赤レンガ倉庫群が軍港のまちの歴史を伝えています。
舞鶴のスタンプ設置場所
①赤れんが博物館
②舞鶴赤れんがパーク
③東舞鶴駅観光案内所
④舞鶴引揚記念館
⑤五老スカイタワー
では周っていきましょう!
①赤れんが博物館
ここでは世界・日本のれんがの歴史、れんがで造られた建築物の紹介などを学ぶことができます。
れんがは土から簡単に作れるため世界各国で使用された建築材料の一つで古くはメソポタミア文明からと言われています。
一般的に目にするのは焼成れんがという赤褐色のもので焼成時の酸素量や原料の鉄分量で色が変わるそうです。原料・酸素により色やれんがの耐久性が変化するのはなかなかおもしろいですね。
身近にれんがが使われた建築物は数多くあります。海軍縁の地を巡れば必ずと言っていいほど出会うことになりますね。そんな時に注目すべきはレンガの積み方!
イギリス積はかなりの数が現存していますがフランス積は少なく富岡製糸場や猿島砲台で見ることができます!
一見一緒に見えますが細かく見れば積み方で印象が変わってくるので面白いかもしれません。個人的にはフランス積が一番好きです♪
館内にはれんが工場の窯を再現したエリアがあります。
舞鶴にある「神崎ホフマン窯」。国内に4つしかないホフマン窯の一つで国の有形文化財に登録されています。
れんがで作られたアーチ部はどのようにできたか模型と実物で詳しく説明してありました!
そしてこの博物館は旧舞鶴海軍が魚雷倉庫として使用していた建造物で重要文化財に指定されています。 鉄骨れんがつくり&フランス積というレアな建物!
当時のまま保存されているレンガ
魚形水雷庫の模型
他には各地に点在する建築物のれんが、海外の動物の彫刻が施されたれんがなど歴史の深さがうかがえる展示でした。
②舞鶴赤れんがパーク
舞鶴鎮守府の軍需品の倉庫として使われていたものを観光交流施設としてオープンしたのが赤れんがパークです。
赤れんが倉庫群がもたらす温かみや懐かしさ、当時の面影を感じさせる姿は高く評価され映画やドラマのロケ地にも使われています。
舞鶴市政記念館では舞鶴市の歩み、海軍との結びつきについて展示されています。
レストランやイベントホールといった施設もあり見て・体感できるとても貴重な場所となっています。
この日は艦これのイベントが開催されており舞鶴のご当地グルメや地酒といった名物が広場にて販売されていたのでちょこっと休憩。
ジンジャーとパインソーダ
マイヅルプリン
ウマイヅル!!!( ´∀`)bグッ
しばらく探索...と言っても何度も来ているのでイベント覗いてみたりしてからお昼ご飯を食べに西舞鶴駅へ移動!
FOREST
名物のまいずる肉じゃがをベースにしたメニューが有名なお店です。
まいずる肉じゃがとは...海軍舞鶴鎮守府初代司令長官だった東郷平八郎中将が英国で食べたビーフシチューが忘れられず赴任先の料理長に作らせたがワインやバターなどの調味料がなく醤油、砂糖、胡麻油で味付けしてできたのが肉じゃがでした。
食べてみると美味しく水兵のなかでも病で倒れるものも少なくなったことから艦上食として広がり、また各家庭では「おふくろの味」と定着しましたとさ。
肉じゃが以外にもいろんなメニューがありましたがすでに決めていますので早速注文!
肉じゃがオムライス
肉じゃがピザ
僕はピザを食べたので感想を。
具材がトロトロになるまで煮込まれて旨味がしっかり出ています。
味付けはピリ辛で濃いめですが真ん中には半熟卵がのっていて味が柔らかくなりますので食べやすい一品。これはハマりますね!!
また来たいです(^^)♪
③東舞鶴駅観光案内所
先程は西舞鶴駅でしたが東へ移動。
北吸岸壁や商店街に近い駅なので公共交通機関で来られる方は訪れる場所ですかね?
改札前には舞鶴引揚の展示がありました。
ここは観光案内所で印を押すのみ。
④舞鶴引揚記念館
舞鶴は戦後13年間にわたり、引揚港として約66万人の引揚者を温かく迎え入れました。
ここでは収容所での生活から引揚で日本へ帰ってくる人々について展示されています。
収蔵資料の多くが「ユネスコ世界記憶遺産」に登録されています。
ここで目を引くのはシベリア抑留です。
シベリア抑留とは...終戦後、日本軍捕虜が極寒の地シベリアで過酷な労働・抑留生活により多数の人的被害が生じたことに対する日本の呼称です。
シベリアでの過酷な環境を過ごした声や使い古された生活品、帰りを待つ家族の手紙など言葉にできないものが数多くあり戦争の悲惨さを物語っています。
戦争が終わって終了。ではなくその後にも大変悲惨な事が起きていたということを忘れてはいけません。
⑤五老スカイタワー
舞鶴の中心に位置にある五老岳(301m)の頂上にある50mの展望タワー。
周りに高い山がないので舞鶴市街とリアス式海岸を360°一望でき「近畿百景第1位」にも選ばれています。
舞鶴湾を望む
北吸岸壁の護衛艦も見ることができます。
五老スカイタワーに隣接するカフェナナコではGOROパンケーキやGOROハンバーガーといったスカイタワーにちなんだBIGなメニューが味わえます。
おやつの時間でしたので軽くスイーツを注文。
パンケーキ
スタンプラリーはここまで。
最後に北吸岸壁で艦艇を見て終了!
北吸岸壁
補給艦 ましゅう
潜水艦 くろしお
特務艇 はしだて
ヘリコプター搭載護衛艦 ひゅうが
護衛艦 あたご&ふゆづき
護衛艦 まつゆき&せとぎり
この日はお天気もよく綺麗に撮れました♪
まとめ
さくっと行きましたが一日あればちゃんと周れるスタンプラリーです。
舞鶴と海軍の歴史を知るにはうってつけの観光コースだと思います。
艦艇も見れますし食事も美味い!ミリタリー好きでもそうでない人も是非、チャレンジしてみてください。
次行くとしたら横須賀かな?