最近ちょっとずつ登山道具が増えていっています。主にウエア系ですけど
この前は将来的にテン泊したいなってことでザックも見に行きました!
(テントは常に調べていますけど悩み沼に....軽量重視か快適重視か?)
店員さんに各メーカーの特徴やザックのサイズを聞いて背負ってみたり、基本的ですがザックの背負い方を教えてもらったりして勉強になりましたね。自分のザックの背負い方が甘々と実感笑
冬はバイクでいけないキャンプ場もあるので60L~のザック買えば徒歩キャンプも行けるし買ってしまおうか悩みますね。
そんな登山欲が高くなっているうちに山に行きましょう♪
お天気が悪い予報でしたが午前中なら保ちそうだったのでご近所ハイキングへ
湖西連峰
湖西連峰(弓張山系)...静岡県と愛知県の県境を南北に連なる標高100~400mの山々。一等三角点は神石山(324.7m)
浜名湖や太平洋、さらに南アルプスや富士山を眺めつつハイキングできる山です。
メインコースは新所原駅→多米峠→本坂峠→宇利峠となっています。
サブコースは新所原→多米峠→廃寺跡(又は富士見岩)→知波田駅。程よくハイクするならこちらのコースがオススメ。車ならばピストンが良いでしょう!
ちなみに宇利峠から先には湖北連峰(尉ヶ峰、富幕山、扇山)があります。
尉ヶ峰・富幕山はこの前行きましたね!
梅田親水公園
今回はマイカーできたので登山口にもなっているこちらの梅田親水公園に停めて出発します!電車の場合は新所原駅からは徒歩25分ほど。
湖西連峰はいろいろなコースがありますが今日は早めに撤収するので新所原→多米峠→富士見岩→知波田駅の順で歩いて行こうと思います。
マイカーなのでピストンが望ましいのですが一通り知っておきたいので知波田駅まで行き、天浜線で新所原へ。そこから徒歩でここまで来るコースで一周ぐるりとまわる感じです!
湖西連峰ハイキングコース
今日は筋トレのために4.5Lの水を背負って歩きます!30Lザックにいつもの携行品入れたらこのぐらいしか入りませんでした。
では、行きまっしょい!
スタートしてしばらくは広い道をのんびりと歩く。
歩きはじめはやっぱり寒いですけどすぐにポカポカになってきます。
この朝の空気感が好き♪
最初の分岐、とりあえず嵩山展望台へ
ちなみに案内板の後ろに見える茶色い像は「あら環像」と言って、地元の子供達がゴミ0を願って作った像。530(ゴミゼロ)体が登山道のいたるところに設置されています。
人や動物など様々な姿のあら環像は見ていて面白いですよ!
中にはやけにリアルな奴も...見られていますね笑
モラルのある行動を心がけましょう( ´ ▽ ` )ノ
嵩山展望台
ここはあまり視界がひらけていませんけど奥に行くと急勾配な道があり、そこからなら景色がいいです。ベンチもあるので休憩にはオススメ!
はぁー動き始めはすこしシンドイっすね...体が慣れてくれば楽なんですけど。
だいぶ体も温まったので上着を脱いでおきます。
ここからは湖西市を一望できます。
晴れていればいい景色が見られそうですね♪
だがあいにくの曇り空、雨が降らないだけマシですけど。
先程までの分岐まで戻り仏岩を目指します!
仏岩
先程よりも高さがあるので眺望はいい感じです!
ここで先発のグループに追いつきました。嵩山でも地味に追いついてしまったのでここで先に行かせてもらいましょうかね。
また追いつくのもなんだか気まずいものがありますし...
鉄塔が見えてきました!
湖西連峰の登山道は基本的にこの鉄塔に沿って進む感じになります。
基本的に下界だと鉄塔付近は立入禁止ってのが一般的ですがここではルート的に下をくぐって進むようになっているので驚きです。
なんともマニアックな!シンメトリーで美しさすら感じますね♪
あの螺旋階段とかの上から下を見た時の雰囲気があります笑
湖西連峰はトレランが有名
湖西連峰はトレラン入門の山としても有名で大会も開かれたりしています。
基本、道は広く足場もいいですし傾斜もなだらかなので走りやすいかも!
山頂付近で一気に勾配きつくはなりますけどねぇ...
この日は1,2人ほど見かけました!
調べてみたらトレランの人は湖西・湖北連峰(約23km)を走ってるみたいですね..ハーフマラソンを山でって考えるとめちゃくちゃキツそう。
神石山
湖西連峰で一番高い山である神石山(324m)に到着!
うーんいい景色(棒
ちなみにこの山頂に航空灯台があったそうです。航空灯台とは航空機の夜間飛行時の視界確保のためもの。
さて、ここから先は道が細くなって勾配のある楽しい道が待っています♪
雨宿り岩
木々の中に突然現れる巨岩。上の方がせり出てているので雨宿りできそうな形になっていますね!
この岩、奥行きもかなりありちょっとびっくりします(^^)
一応裏側に回れば岩の上にも登れますが傾斜があり、あまり突起がないため登りにくいですので注意が必要です!
首から下げたカメラをぶつけないように慎重に這って登りました!
今まで歩いてきた山々が見えますね。
山を挟んで左が湖西、右が豊橋になるんですかね?
多米峠
ちょうど中間地点になりますね!ここにはベンチが2つほどありますのでお昼でも良いでしょう。
ここまでの登山道は野生の動物(多分イノシシ)に荒らされて地面がボコボコになっていました。なぜか登山道の両脇のみなので歩く分には問題ないです。
人の匂いを避けてるのか?ただ木の根元を掘り返してるだけなのか?不思議です
ちなみに多米峠....多米トンネルは心霊スポットとして有名ですね。
いつもよりザックが重いせいかはたまた運動不足のせいなのか斜面がキツイっす。ストックとか使うのもアリやなぁ
でもキツイほど面白くなってくるのはどM性質なのか??
いやいや、達成感を得るための材料なのでそんなことは....ね。
大知波峠廃寺跡
平安時代の廃寺跡です。
古文書や文献にはには記載されておらず発見当初、建物の痕跡はあったものの何かはわかりませんでしたが7年に及ぶ発掘調査で建物跡12跡(仏堂や僧坊、厨・山門)や神が鎮座する磐座が見つかりました。
さらに花瓶や鉢などの仏前具や碗や鍋といった日常生活具、「寺」と書かれた墨書土器が出土。
出土した墨書には仏教に関わる文字があり、中でも「六器」は天台宗・真言宗などの密教法具であり密教系寺院であることがわかりました。
※密教...大日如来が説いたもので奥深い教えであるがゆえに容易に明らかにできない秘密の教えである。
平安時代初期の密教伝来にあたり、近畿の山岳地帯で「延暦寺」や「金剛峰寺」などの寺院が出現。そこから地方へ仏教文化が広がり各地に山岳寺院ができはじめ、この大知波峠廃寺もその一つとされており、当時を伺えるものが多く遺構としても保存状態が良いことから国指定史跡となっています。
なるほど、昔の建物…っと(メモ
ミートボールファルファッレ
お昼ごはんです!
今回は「山と食欲と私」のレシピ本2が出たのでそこから作ってみます。
9巻の甲斐駒&仙丈岳縦走編①に出てきたミートボールファルファッレ!
ファルファッレを少量の水で茹でます。
袋には13分とあったのでそれまでグツグツ....パスタは茹で時間が足りないと美味しくないです、てか硬いw
茹で終わったらそこにミートボールとミートソースを投入。
ミートソースも最近は1人前が売っているので助かりますね~基本は2~3人前ですから多すぎて余ってしまう。
弱火で煮込んで最後に粉チーズをまぶしたら完成!
寒いときにはありがたい温かメニュー♪
お供にフォカッチャも焼いて一緒にいただきます。
パスタの茹で汁のおかげでミースソースもスープ状になっていて飲みやすい!
これ、市販のミートボールだけど自分で肉団子作って入れたら肉々しさ増していいかもしれませんね~
フォカッチャにつけてもいいね( ´ ▽ ` )ノ
クッカーもきれいになるし!
お腹も満たされたので後半戦!!!
富士見岩
ここから富士山が見えるらしいですがまぁ、曇っててみえないわな。
下山しますか(^^)
先程の大知波峠廃寺からおちばの里親水公園までは45分、富士見岩からおちばの里親水公園までは60分となっています。まぁ、ここから廃寺まで戻れば同じぐらいっすね!
富士見岩のところから下っていきます。
この景色いいですね~遠くの山々が見える一本道!
しばらくすると急勾配の下り坂になり、途中足場の悪い岩場がありますがロープがあるので慎重に降りれば大丈夫です。
下り坂のせいか妙に勢いが出てしまい後半はトレラン気分で走ってました(イカン
いやいや新鮮で楽しかったw
迷うような分岐もなく、木や岩に矢印もあるおかげですんなりと下山!
おちばの里親水公園
お手洗いに寄ってから知波田駅へ向かいます。
ここから約50分ほど舗装路を行く...なんか三ツ峠を思い出しますねぇ
大きな一本杉!
写真に入り切らないぜ。
知波田駅
一瞬「歯医者??」ってなりますけど駅です。しかも無人駅となっています。
天竜浜名湖線は整理券を取って途中下車なら車内の運賃箱に料金を入れる様になっています。まぁ、バスみたいな感じです!
終点駅では改札の駅員に直接渡します。
天浜線は本数が少ないので時間帯によっては一時間に1,2本しか無いのでこの辺も計算に入れてハイキングすることをおすすめします。
運動した後には炭酸が一番!
ラムソーダ、ラムネ風味、懐かしの味、シュワシュワ...
いつもよりも重いザックだったんで結構疲れましたがもう少し増やしてもいいな!
どんどん登って歩いて体力・筋力つけていかななくては。
今年は富士山チャレンジする予定なのでね!