ども、以前FIELD STYLEで一目惚れして購入したFEDECAのナイフキットの紹介です。
FEDECA
明治28年創業、金物の街「播州三木」の老舗刃物メーカーがおくる刃物ブランド。
木と鉄の文化の継承。刃物を使用する機会が少なくなる中でもう一度「切ること」「削ること」と言ったモノづくりの基本を大切にし、刃物を身近に親しんでもらいたい。
今のライフスタイルに合った刃物のある暮らしの提案と木と鉄により育まれた刃物文化を次世代への継承を目指しています。
そんなFEDECAさんのIt's my knife(STANDARD)を作っていきます!
It's my knife Folding(折畳式料理ナイフ)
素材:ハンドル(ブナ)、刃(安来鋼の青紙)
刃について説明しますと安来鋼は鋼の一種、その分類に白紙鋼・青紙鋼・銀紙鋼があります。青紙鋼は高級刃物に使用されており白紙鋼より硬度が高く、粘り強さも持っており摩耗しにくいため長く切れ味が持続します。
ちなみにヤスキ(安来)は地名で、昔に中国地方で採れた純度の高い砂鉄から「たたら製法」で玉鋼に洗練されていた事かららしいです。
ナイフキットの種類
EASY、STANDARD、ADVANCEDの三種類があります。
ハンドルを削る難易度別みたいな感じです。
ちょうど嫁さんをお揃いで購入したのでEASYとSTANDARDとの比較
ハンドルを見て分かるようEASYは組み立てるだけで完成でき、STANDARDの方は好みの握り心地にハンドルを削って完成させるタイプ。
ADVANCEDは四角い状態から削るので好きな形にしたい方はこちらがオススメ!
ハンドルを削る
とりあえず大雑把に角を削って握り心地を確かめつつガシガシ進める。
個人的に握った時に指に当たる部分がなだらかな感じが好きなので角は大きくなだらかにしてみます。
最初から大きく削ろうとすると刃が深く入ってささくれができて取り返しがつかないので慎重にちまちま進めるといいですよ!これだけでもなんか楽しいし。
サンドペーパーでならす
#120と#240のサンドペーパーが入っていますので削った面だけではなく全体を仕上げます。
ここまで来るとほぼ完成です。
オイルやステインで仕上げ
ホームセンターなどで売っているのでお好きな色を見つけて下さい。
僕はとりあえずうちにあったやつで笑
塗って乾燥させます。ドライヤーで乾かすのもアリ!
組み立て
あとは説明書どうりに組み合わせ締めるだけと簡単です!
付属の板ドライバー(一番上に置いてあるやつ)で締めるので工具の必要もありません。
ピンぼけしてる....けどパット見でわかりやすですよ。
ちなみにネジにはバネが入っており、お好みの硬さに締めることで刃の出し入れが具合が調節できます!これは安全面からみても良い工夫。
完成
付属のネジはステンレスでしたけど別売りの真鍮に変えてみました。やはり木との相性はよくネジとハンドルがいい感じに馴染んでいて違和感がありませんね♪
刃先はしっかり水分を除去しておかないと錆びてしまうのでそこだけ注意しましょう!
今回は無難に削って作りましたがハンドルに加工(焼印や彫刻)してオリジナルのナイフを作ってみるのもいいですね!
自作のギアは愛着がわき具合が違いますね(≧∇≦)b
山行で使ってみた!
このナイフはとても軽いのでキャンプや登山にも使えます!そして切れ味も良い。
ハンドルに対してブレードが反っているので食材を切る時に刃先に力が入りやすく、綺麗に切ることができました。(ホットサンドが一発で綺麗に切れたのは初めて!)
これからはこのナイフをメインにキャンプで使っていこうと思います。