前回の霧ヶ峰ハイキングから次はどこ行く??って話し合い。
やはり良い景色を見てしまうといろんな山に行きたくなってしまいますねぇ..
とは言ってもまだまだ、初心者。無理せずのんびり自然を感じたい相方さんの要望もあって上高地の絶景を拝みに行こうで意見が一致しました。
たぶん、僕一人だと多少きつい山に登りに行っているでしょう。
ですが一緒に始めた趣味なので抜け駆け禁止なのです。
とりあえずバス予約しましたがあいにくの雨予報。
中止か...となりましたが雨具買って行くぞ!!となり急遽、買い出しへ笑
レインウエアは持っていたのでゲイターやハットを購入しいざ、上高地へ。
愛知→上高地へ
まずは新幹線で名古屋駅へ
小さいときから乗り物酔いになりやすく、しょっちゅう旅行先で体調崩していたのでかなーり心配でしたがなんとか眠ることができたし酔いもなく道中過ごせました。
酔い止めが効いたかな?
夜明け前の上高地ターミナル
各地からのバスが次々と到着しターミナルは混雑していました。
皆さん、穂高の山に登るのか...羨ましい(^^)
雨はまだ大丈夫そうな天気。
朝食を食べてから出発したいので食堂が開くまで河童橋の方までお散歩へ
晴れていればここから穂高連峰が綺麗に見えるのですがあいにくの曇り空なので岳沢が見える程度でした。
早朝ということもあり人は疎ら。
あまり見て回ってしまうとあとの楽しみがなくなってしまうのでベンチに腰掛けボケーーっと景色と空気を味わって眠気を覚ます。んー最高だ!
そんなことしてたら時間になったので食堂へ
上高地での朝ごはん
最初はいつもの如くクッカー持ってきて作ろうかと思いましたが、せっかく上高地来たし食の面でも楽しもうってことで今日一日は買い食いです。
そもそも作れる場所あるかな?って感じでしたが各所にベンチあるし余裕でいけますね(後で知った)次回は自炊しますかね~
食堂に入るためにザックは店の外に置いて入店。
和食セットを注文!
こんなしっかりとした朝ごはん...いつぶりだろう笑
トーストも気になりましたがいっぱい歩くので米食らっときます♪
朝ごはんに鮭食べるだけで幸せになる( ´∀`)bグッ!
ちなみに今日のスタイル
雨対策で一眼レフはケースに入れて運用、取り出しやすいように前に配置しています。
いつもは首から下げていますが負担が大きいのでちょっとネットに載っていた方法でザックから下げた状態にしているためかなり楽になっています。
腰にあるポーチはmont-bellのカメラポーチ(防水)で中身はレンズと小物。
今回は単焦点と広角の二本で行くのでレンズ交換がしやすいようにしています。
ハイキングなんで多少ごちゃついても問題なし!
梓川左岸・林間コースで大正池へ
梓川は北アルプス・槍ヶ岳から流れる槍沢を源流に、山の湧水が集まる川です。
江戸時代から明治にかけて”きこり”を仕事にしていた方々が切り出した木材の運搬路として、昭和には発電所の電力源として、またダムの安定した水量で下流の水田を潤す。この様に人々の生活に近い存在で上高地のすべてを潤す生命の源なのです。
9月の終わり頃ということもありすこし木々も色付いていました。
すこし肌寒い気温ではありますが動いているとそうでもなくハイキングにはピッタリの条件。秋の気配を感じながらのんびりと....
田代橋
ここから川沿いを歩く梓川コースと自然の中をゆく林間コースの2コースに別れます。
今回は行きに林間・帰りに梓川コースで行きたいと思います!
林間コース
泥濘み箇所が多いため、基本的に橋のようなところを通っていきます。
左右には自然のままの木々や花々を見ることができ、晴れていれば木漏れ日がきれいだと思います。森林浴も楽しめ気持ちよく歩くことができるコースとなっています。
梓川・林間コース合流後、すぐに田代湿原が現れます
この先に行くと田代池
見ての通りかなり浅い池です。
田代池は大正池と同じで焼岳の噴火で流れ出た溶岩が梓川左岸の支流である千丈沢をせき止めてできた池。この周囲は湿原となっています。
水面に映る木々はなかなか綺麗です( ´∀`)bグッ!
所々、茶色いのは何なんでしょう?
焼岳
長野県と岐阜県に跨る標高2,455mの活火山で別名硫黄岳。日本百名山の一つ。
個人的には上高地来たら焼岳登って小梨平キャンプ場で泊まってみたいです!
そのためにも基礎知識やら経験を積まなくては。
大正池
先程の田代池同様に焼岳の噴火によって梓川が堰き止められてできた池。
大正池と焼岳
曇天でもいい景色です(^^)
ただ、湖畔にものすごい数の虫がいて写真撮ってソッコー退散。
写真見るとわかりますがすごい数の虫が写り込んでる....ガクガク
あとココに来る途中で気になったヤツ!
オメーきのこか??デカすぎじゃない???
木が無双してる感がすごい!
森のボスかな?笑
みたいな感じで見ると結構面白かったですw
大正池からは梓川コース→田代橋→梓川右岸コースにて河童橋まで戻ります。
山の天気は変わりやすいがそれも一興
田代橋まで戻ってきたら結構、晴れてきてる♪
うぉーーー!山頂に雲が掛かっていてなんか神々しい光景。
曇りって諦めていたのでなんか最高( ・∀・)イイ!!
ウェストン碑
イギリス人宣教師のウォルター・ウェストンは日本滞在中に槍ヶ岳や穂高の山々を登り、近代的な登山意識をもたらし日本山岳会結成のきっかけを作りました。
また、紀行文「日本アルプスの登山と探検」により世界に向け日本の山や風習を伝えた登山家でもあります。
TROIS CINQで完熟信州りんごパイ
河童橋まで戻ってきたのでとりあえず前半は終了です!
そこそこ動いて小腹も空いたのでちょっと休憩...まぁりんごパイの看板に惹かれたんですけどね(^^)
完熟信州りんごパイ
りんごの程よい甘みが美味しい♪温かい紅茶とまた合いますね!
かるーくハイキングしてうまいものを食べるってもの良いもんだ( ´∀`)bグッ!
この時点でまだ8,9時あたりだったので明神池まで行きますかね。
お昼にはまだ早いし途中でつまみ食いすればいいや~
このおやきマジウマです♪おすすめ!
河童橋→明神池(明神自然探勝道)
岳沢湿原
奥にそびえるのは六百山です。
こちらは梓川右岸になります。
穂高連峰に登る方々は左岸から行くので比較的に人とのすれ違いが少なくのんびり散策できます。
自然の中を歩く楽しさがわかる。
太陽が出てきたおかげで前半に味わえなかった木漏れ日がすごく気持ちいい。
おまけ
穂高神社 奥宮と明神池
入り口には木の鳥居、上部には菊の御紋と奥に明神岳。
穂高神社の本宮は安曇野市穂高・奥宮は上高地明神池・嶺宮は北アルプス奥穂高岳山頂にあり「日本アルプス総鎮守」と言われています。
明神一之池
明神二之池
二之池は池に沿って奥まで進めますが足場が悪いので注意が必要。
こちらから見た池はとても綺麗なので行く価値はアリ!!
一之池に比べ二之池は湖面が凪いでおり鏡池に近い状態なので晴天ならGood!
早朝に来れば一之池も綺麗に見えるかな?
御朱印と登山守り
不覚にも御朱印帳忘れました。
今度は本宮にお参りしましょう!そしていずれは嶺宮、いつになるやら....
嘉門次小屋
上條嘉門次は地元猟師、たまに山の案内人もしていました。
1893年ウォルター・ウェストン夫妻を案内し前穂高岳を登頂し有名になりました。
嘉門次小屋は嘉門次が30代の頃に明神池の畔に小屋を立て夏はイワナ・冬はカモシカやクマを狩り、猟の生活の中心としていた場所。
山小屋としての営業は1925年息子・嘉代吉に妻により、本格的な営業は4代目の輝夫の代からです。この小屋は登録有形文化財に登録されています。
「山と食欲と私」にも登場していたので前から行きたい場所でした!
ってことで岩魚の塩焼きと燻製チーズ!
イワナはホクホクで身が柔らかくいい塩っ気で美味しい( ´∀`)bグッ!
チーズも香ばしく味もしっかりしている...これはお酒案件だ笑
燻製...キャンプで作らねば!( ´ ▽ ` )
明神橋
今回はここで折り返し、バスの時間もありますので。
この奥は徳沢、その先はアルプスへ続く...
帰りは左岸コース
穂高連峰に登りに行く人・登ってきた人たちとすれ違います。
これからの人はやはりちょっと緊張したような顔で、帰ってきた人は割と笑顔って感じでしたね。
外国人も多くいました。それだけ上高地の山々は人気なんですね!
小梨平キャンプ場
ここでキャンプするとなるとザックに荷物をまとめなくてはいけません!
なるべくコンパクトかつ荷物の選定、重さとの戦い...考えただけでもワクワクします笑
山に登らなくても周辺散策してキャンプするってのもいいかもしれませんね♪
天候によりますけど星空絶対綺麗だろうし早朝の景色も凄そう...
河童橋に到着、上高地ハイク終了
河童橋に到着すると小雨がポツポツしてきました。ぎりぎりセーフ!
バスの時間まで少し余裕があるのでお土産を見たり腹ごしらえ(^^)
五千沢キッチン
山賊定食
山賊焼き味濃いめで美味いっすね~
やはり運動後のご飯は最高、もりもり食える笑
ご飯食べながら今日のハイキングの良かった所や反省点、次は紅葉ハイクに..とか色々話しました。
バス待ちに....
またチーズおやきや河童焼、ソフトクリームを食べる(´ε` )モグモグ
食べ過ぎじゃない??って言われましたけど運動したからOKや!
まぁ、案の定帰りのバスは疲労と満腹で即寝ましたけどw
そして名古屋に降り立つ
ちょっと新しいカメラを試したくてぶらぶらスナップ撮ってました。
夜景も綺麗に撮れるしなかなかいいカメラです、バッテリーは保たないけどw
山行くときは公共交通機関使うとやっぱ楽ですね!
行動範囲が広がりますし、どんどん利用していろんなところに行きましょう♪
上高地、天気悪くてもすごくオススメです。
でもやっぱり晴れの景色が見たいのでリベンジ!その時はキャンプもしたいですね(^^)